ブラウザによる見え方の違い
Category : ネットウォッチング
先日、《英国政府に「IE6」からのアップグレードを求める嘆願書》という記事を見かけました。
「IE6には、セキュリティ上の問題がいくつか存在し、ユーザーのシステムに脆弱性を与える」というのが主な理由らしいのですが、ウェブサイトの設計や開発を手がける人々にとっても同じ思いだろうと思います。
ホームページのテンプレートを作成するとき、一番問題になるのが、ブラウザによる見え方の違いです。FirefoxやSafari、Google Chromeでは同じCSSでほぼ同じように見えるようにコーディングできますが、IE6、IE7では若干違って見えてしまいます。IE8でようやく他のブラウザと同じようになりましたが、まだまだIE6、IE7のユーザは多く、テンプレートの作り手としては頭を悩ますところです。“このテンプレートはこのブラウザでご覧ください”などと、押し付けることはできるはずもなく、ただひたすら同じように見えるようにCSSに手を加えていくだけです。W3Cに全てのブラウザが準拠してくれれば問題も解決ですが、ユーザーが全てそうなるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。
「tro-suke」で配布しているテンプレートは、どのブラウザを使用してもほぼ同じように見えるようにコーディングしています。ちなみに今のところはIE6は* html ○○○で、IE7は*:first-child+html ○○○で対応しています。
Date : 2010年02月04日 | Comments : 0
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